沼倉裕氏は言う。

「会社員の人は、一日のうちで最も多い時間を仕事に割いている。10時に出社して18時が定時でもその時間に変えることはほとんどない。残業して22時や23時まで働き、家に帰っても疲れているので寝るだけ。

もっとお金を稼ぐために何かを痛いと思っても実際に行動するのは難しい。今の生活を維持するためだけに惰性で仕事を続けている人なら、あっという間に一年が経ってしまったということにもなる。

ほとんどの人は会社の仕事のために自分の時間を提供して、その対価として給料をもらっている。つまり、自分の時間を切り売りしている。だから自由になる時間がどんどんなくなり、今より大幅に収入を上げるための手立てが取れなくなる」

まるで私自身のことを言われているようで耳が痛い。

以前の投稿ですでに触れたように、今は、一部上場企業に勤めていようが、いつどうなるかはわからない時代だ。

インターネットを活用して自分ひとりでできるビジネスをマスターしておいて損はないのである。

では、どんなビジネスをはじめればいいのか…

というわけではないが、沼倉裕氏のビジネスモデルを研究してみよう。

沼倉裕氏は「人生のズレを修正するために今すべきこと」の中で、自らがどのようなビジネスをしているのかを、かなり具体的に説明している。

これからインターネットを活用したビジネスを展開していこうとしているとき、沼倉氏のビジネスモデルを知ることは参考になるだろう。

 

沼倉氏によれば、彼のビジネスポートフォリオは、大きく4つのモデルから構成される。

1つめは、プロデュース業。

自分で宣伝ができない人や商品を持っているが販売力がない人に対して、セミナー開催を支援し、集客の手伝いやマーケティング企画をサポートする。

2つめは、出資。

実店舗に対する投資である。経営者に対して投資する場合もあれば、沼倉氏自身がオーナーになる場合もあるし、出資に対するロイヤリティを受け取る場合もあるという。

 

3つめのビジネスモデルが…

企業コンサルティング。情報系通販サイトなどインターネット関連のベンチャー企業を中心に、居酒屋やサロンなどに沼倉氏の強みであるWebマーケティング面からの助言をおこない、月額固定報酬をもらったり、成果報酬を歩合でもらったりする。

4つ目が情報配信業

これが「インターネットビジネス」という言葉を耳にするとき、我々が一般的にイメージするビジネスモデルだ。

メールマガジンやブログ、FacebookなどのSNSを使って、沼倉氏の知識や経験、日々の学びなどを発信するわけである。

沼倉氏の場合、2005年からこの情報配信業を手掛けているため、「人生のズレを修正するために今すべきこと」を上梓した時点で、10万人もの読者がいたという。

情報配信は一見、収入につながらないように見えるが、広告掲載や商品紹介などをおこなうことで安定した売上につながるらしい。

沼倉氏は、この情報配信業はほとんど資金を必要とせず、だれでもカンタンにはじめられるので非常に優れたビジネスモデルであると指摘している。

ただ、資金は必要ないだろうが、一般の人がはじめる場合、その情報配信に興味を持ってくれるファンのような人たちが集まるまでには、ある程度の時間は必要だろう。

その意味では給料のような安定した収入がある人が、あまりすぐに利益を期待せずに、副業としてはじめるのに適しているかもしれない。
また、沼倉氏のビジネスモデルを直接、真似するのでなく、ゴールドラッシュの時代に儲けたジーンズのような発想で、彼のビジネスに関連して必要になってくる商品やサービスを提供するというのもいいアイデアかもしれない。

たとえば、プロデュースしたら面白い人材を探すとか、コンサルティングの顧客になるようなビジネスオーナーを紹介する、といった言わばエコシステム的な考え方である。
よし、これを私の目標のひとつに加えよう。

「コンサルティングを受けたい顧客を見つけて、沼倉裕氏に紹介する」